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特殊冷凍技術で"作り手から「食べ手」までのより良い未来"を創造する!~デイブレイクの取り組み

特殊冷凍技術で

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    出資先の一つである、特殊冷凍テクノロジーを軸にソリューションを展開するデイブレイク株式会社(以下、デイブレイク)が、2025年2月12日~14日、幕張メッセで開催された「スーパーマーケット・トレードショー2025」へ出展し、特殊冷凍機「アートロックフリーザー」の最新モデルなどを披露しました。あらためて、同社の目指す「食」への取り組みをご紹介したいと思います!

    スーパーを中心とする食品流通業界に最新情報を発信する商談展示会「スーパーマーケット・トレードショー2025」の様子

    デイブレイクについて

    デイブレイクは、食品を新鮮なまま冷凍し、作り立てのような美味しさで流通させる「特殊冷凍技術」を強みとし、様々な食品業界の課題解決に取り組んでいるスタートアップです。(参考:デイブレイクHP

    「アートロックフリーザー」最新モデルはここがすごい!

    デイブレイクでセールスを担当する髙橋めぐみさんに新商品について伺いました。

    ―新商品について教えてください!

    髙橋デイブレイクでは食材の冷凍を10年以上研究してきましたが、今回の最新モデルでは、そのノウハウを活かし、食品ごとに最適な凍結をする「食品別モード」を搭載しました。対象の食品を選択すると、食品ごとに最適な方法で運転し、できたてのおいしさをキープすることができるんです。また、食品の中心温度を計測する芯温計が庫内に装備されていることも特徴で、食品に刺し、凍結の進行状況を確認することで、より冷凍品質を安定させることができるようになりました。更には、従来品から内容量はそのままで奥行をコンパクトにする設計を実現したため、外食産業のお客さまなどを中心に、限られたスペースにも置いていただけるようになりました。

    「アートロックフリーザー」最新モデルとセールスを担当する髙橋さん
    食品カテゴリを選択(左)すると、詳細種別(中)、包装有無(右)などの詳細が選べ、食品に応じた最適な凍結をすることが可能
    庫内に装備された芯温計(左)により、タッチパネル(右)で芯温度を確認可能

    「アートロックフリーザー」が実現する世界

    最新の「アートロックフリーザー」により、どんなことができるようになるのか、デイブレイクで東日本エリアマネージャーを担当する古賀雄希さんに伺いました。

    ―新商品を食品流通業界向けに提案することで、どんなことが可能になるのでしょうか。

    古賀現在、外食産業などを中心とした店舗運営では、人手不足もあり、オペレーションの効率化が求められています。デイブレイクには食材ラボ研究チームがあり、冷凍を前提としたレシピ開発にも取り組んでいます。たとえば、お寿司でも冷凍・解凍した時に美味しく食べられるようなシャリの水分量などを研究しています。これにより、職人を雇うことができないお店や厨房スペースが限られた旅館・ホテルでも職人レスで美味しいお寿司を提供することができるようになりました。また、食材の長期保存と安定供給が可能になることなどにより、食品の廃棄ロス削減にも貢献することができます。

    展示会で最新の「アートロックフリーザー」を説明する古賀さん(右)

    ―特殊冷凍技術はさまざまな社会課題解決に貢献しているんですね!最後に当社社員へメッセージをお願いします。

    古賀食品の鮮度を保持してどこでも美味しく食べられる世界を実現するためには、食品の冷凍技術だけでなく、適切な温度帯を保持してお客さまの所へ届ける物流ソリューション(コールドチェーン)も不可欠です。御社のような事業会社の皆さまとの協業で是非、共に、"作り手から「食べ手」までのより良い未来"を創っていけると嬉しく思います。

    食品の冷凍技術開発だけでなく、冷凍を前提とした食品開発や加工に適した冷凍技術の研究にも踏み込むことで、店舗のオペレーション効率化やフードロス削減にも貢献する、特殊冷凍ソリューションがもたらす無限の可能性にご期待ください!

    (くらしビジョナリーコラボ広報担当)

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