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日本晴れのスタジアムで入社式。喜びや熱意に満ち溢れた新入社員545人が集結

入社式 | Make New Magazine「未来の定番」をつくるために、パナソニックのリアルな姿を伝えるメディア

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    2024年4月1日、パナソニック株式会社 2024年度 入社式「Welcoming Ceremony」が開催された。昨年に続き、大阪府吹田市の「Panasonic Stadium Suita(パナソニック スタジアム 吹田)」で開催された入社式。コロナ禍以降では最大の545人の新入社員が顔を合わせた。午前の部は、新入社員をスタジアムの観覧席に招いて実施。空はキックオフにふさわしく雲ひとつない晴天で、柔らかな春の日差しがグラウンドの芝をキラキラと輝かせた。Make New Magazineでは、545人の新入社員たちのはじまりの日をレポート。記事後半では、トークセッションに参加した新入社員代表者たちからも話を聞いた。

    晴天のスタンドに集った新入社員たち

    Panasonic Stadium Suitaの写真 | Make New Magazine「未来の定番」をつくるために、パナソニックのリアルな姿を伝えるメディア
    ガンバ大阪のホームであり、パナソニックが誇る「スタジアムソリューション」の象徴的なショーケースでもある「Panasonic Stadium Suita(パナソニック スタジアム 吹田)」。選手が感じるまぶしさを低減しながらグラウンドを均一に照らすLED投光器「スタジアムビーム」や太陽光発電など、パナソニックの最新鋭の照明技術・省エネ技術が詰まっている
    入社式に参加する新入社員の写真 | Make New Magazine「未来の定番」をつくるために、パナソニックのリアルな姿を伝えるメディア
    式がはじまる前に、隣り合った同期とさっそく打ち解けている人も

    はじめに登壇したのは、CEO(最高経営責任者)の品田正弘。まだ少し緊張気味の新入社員へ語りかけるように、メッセージとエールを送る。

    スピーチをしている品田社長の写真 | Make New Magazine「未来の定番」をつくるために、パナソニックのリアルな姿を伝えるメディア
    冒頭、能登半島地震被災者へのお見舞いを述べたのち、新入社員へのメッセージを語り始める品田CEO

    「みなさんには500人を超える、多くの同期がいます。多様な価値観を持ち、未来への希望を抱く一人ひとりの熱い想いが、それぞれの職場で火種となり、パナソニックのエネルギーになる」と、新しい力への期待から始まったスピーチ。新入社員に期待することとしては、「よりよい未来を創造し、果敢にチャレンジを」「一人ひとりをリスペクトし、衆知を集める」「世界ナンバーワンを目指す」の3つを挙げる。

    そのうえで、「パナソニックは100年以上前から人的資本経営を実践してきた。お客さまに向き合いチャレンジする人を応援する会社です。一人ひとりが自身の成長に向けて、果敢に挑戦してほしい」と545人の背中を押した。

    入社式に参加している様子の写真 | Make New Magazine「未来の定番」をつくるために、パナソニックのリアルな姿を伝えるメディア

    期待と不安。500人以上の同期たちに向け、思いを共有

    続いてのプログラムは、新入社員代表の7名と品田CEO、最高人事責任者(CHRO)の加藤直浩によるトークセッション。「新入社員(時代)の思い」「パナソニックが目指す姿」「パナソニックの『人』とは」という3つのテーマで、期待と不安が入り混じるいまの心境、パナソニックに対する想いが語られた。

    新入社員代表の7名と品田CEO、最高人事責任者(CHRO)の加藤直浩によるトークセッションの写真 | Make New Magazine「未来の定番」をつくるために、パナソニックのリアルな姿を伝えるメディア
    「最初はステージの階段を登れるか不安なくらいドキドキした」というメンバーも。緊張しつつも真っ直ぐに自分の思いを語る同期代表の姿は、新入社員一人ひとりの胸に響いたはず

    品田CEOの「入社するにあたって何が不安ですか?」という問いには、「一人暮らしもですが、一番は仕事に対する不安。大学院で学んできたことが仕事でどれくらい通用するのか。ただ、こうやって同期の顔を見ることで、いまはトップを取りたいという気合いの方が大きくなっています」と頼もしい言葉が聞かれた。

    トークセッションの写真 | Make New Magazine「未来の定番」をつくるために、パナソニックのリアルな姿を伝えるメディア

    次の質問は、パナソニックの「人」の印象について。この春に高校を卒業したばかりの新入社員はインターン時の思い出を振り返り「草津の冷蔵庫工場で働く人たちの、仕事に対する熱量をすごく感じた。そんな熱い思いを持つ人たちと一緒に働きたくて、入社を決めました」と回答した。また、ほかにも「先輩たちがあたかかい」といった答えも挙がった。

    トークセッションの写真 | Make New Magazine「未来の定番」をつくるために、パナソニックのリアルな姿を伝えるメディア

    最後に「これからやりたいこと」を問われ、「やはり、人や社会の役に立ちたい。世界規模でそれを実現したい思いがあります。そして最後に振り返ったとき、『夢を叶えることができた』と誇れるような日々を過ごしていきたい」と大志を抱く新入社員も。

    大きな期待と少しの不安をにじませつつ、堂々と志を語る新入社員たち。その姿は、品田CEO、加藤CHROの目にも頼もしく映ったようだ。トークセッションのラストには品田CEOから、「会社に入ると困難が頻繁に訪れます。私自身、それを乗り越えるたびに喜びや成長を感じる経験をしてきた。みなさんも失敗したら反省し、上司にちゃんと打ち明けて、できるだけ早く前を向く。そういう姿勢があれば、たくさんの人が応援してくれるはずです」とエールが送られた。なお、トークセッションで語られた代表者たちの想いは後半にて紹介する。

    話を聞いている新入社員の写真 | Make New Magazine「未来の定番」をつくるために、パナソニックのリアルな姿を伝えるメディア
    品田CEO、加藤CHROのエールと同期の言葉に聞き入る新入社員たち
    Make Newボードを持つ新入社員の写真 | Make New Magazine「未来の定番」をつくるために、パナソニックのリアルな姿を伝えるメディア
    トークセッション後は全員に「Make New」ボードが配布され、それぞれの「Make New」を記入。パナソニックの未来を担う545人が自身のボードを掲げ、互いにその志を讃え合った
    配布された用紙を掲げて2024という文字を作っている写真 | Make New Magazine「未来の定番」をつくるために、パナソニックのリアルな姿を伝えるメディア
    配布された用紙を掲げてパネル文字をつくる企画も(画像提供:パナソニック株式会社)

    午後の部では屋内に場所を移し、新入社員同士の交流が行なわれた。顔見知り以外で5人1組の輪をつくり、コミュニケーションを深める試みだ。

    新入社員同士の交流会の写真 | Make New Magazine「未来の定番」をつくるために、パナソニックのリアルな姿を伝えるメディア
    新入社員同士の交流会の写真 | Make New Magazine「未来の定番」をつくるために、パナソニックのリアルな姿を伝えるメディア
    初対面ながら互いに会話の糸口を探し、コミュニケーションを深めていく。最後には連絡先を交換し合う様子も。これから刺激し合い、支え合う同期たちとの絆をつくる最初のきっかけになった
    賞品をかけたじゃんけん大会をしている写真 | Make New Magazine「未来の定番」をつくるために、パナソニックのリアルな姿を伝えるメディア
    「プライスレス賞品:普段は関係者以外は立ち入ることができない特別な場所での写真撮影権」をかけたじゃんけん大会も
    Panasonic Welcome Giftを渡している様子の写真 | Make New Magazine「未来の定番」をつくるために、パナソニックのリアルな姿を伝えるメディア
    若手人事担当者発案による初めての試みとして、パナソニック製品の購入に対する10万円補助の制度「Panasonic Welcome Gift」を導入。パナソニック製品への理解を深め、ユーザーの気持ちを知ってほしいという願いを込めた、先輩たちからのプレゼントだ

    すべてのプログラムを終える頃には、式開始前の緊張した面持ちが穏やかになり、今日知り合った同期たちと和気あいあいと交流していた。新入社員にとって、入社した喜びや熱意を分かち合えた記憶に残る入社式となった。

    【入社式の様子はこちら】

    入社式を終えた新入社員に聞く「これからの自分に期待すること」

    明日からは、それぞれの研修先で社会人としての第一歩を踏み出すことになる。その胸の内や、入社式前後でパナソニックの印象がどう変わったか? また、これから自分や会社に期待することなどを、トークセッションで語られたことも含め、大森果菜(おおもり・かな)さん、中村和史(なかむら・かずふみ)さん、海老塚陽(えびづか・はる)さんに聞いた。

    ――大森さんはトークセッションで「もともとパナソニックに憧れていた」とお話しされていました。その理由を教えてください。

    大森私はそもそも、特に目当てのものがなくてもつい電気屋さんへ足を運んでしまうくらい、家電が好きでした。なかでもパナソニックの製品はドライヤーやスチーマー、空気清浄機などを昔から愛用していて、しっかりと効果を感じられたり、使っていて楽しくなったりするような、魅力的な製品がたくさんあると感じていたんです。

    就職活動のときも、松下幸之助さんの考え方を知り「自分もこんなふうに生きたい」と思いましたし、会社説明会で先輩たちが一致団結して準備などを進めている様子を見て、あらためていい会社だなと。特に、先輩たちが生き生きと楽しそうに動く姿は印象的で、仕事に対する熱を感じました。自分もそんなふうに働けたらと、より思いが強くなりましたね。

    大森さんの写真 | Make New Magazine「未来の定番」をつくるために、パナソニックのリアルな姿を伝えるメディア
    「今日の入社式でも先輩たちから色々なお話をうかがいましたが、どの方からも創業者の言葉が聞かれて、パナソニックの魂が大切に引き継がれていることを感じました」と大森さん

    ――海老塚さんにもお聞きしたいのですが、入社前はいち生活者として、パナソニックをどんなふうに見ていましたか?

    海老塚電機メーカーといえば最初に頭に浮かぶ会社でしたし、じつは小学生の頃に松下幸之助さんの伝記漫画も読んでいたんです。パナソニックという会社を一代で成したことに対して、幼いながらも「すごい人だな」と心に響くものがあり、いま思えばそれが自分の原点になっているような感覚もあります。

    就職活動中は自分が本当にやりたいことをうまく表現できずに苦しんだのですが、パナソニックの面接ではそのときの素直な思いを伝えることができました。何かに背中を押されたような、不思議な気持ちになりましたね。

    海老塚さんの写真 | Make New Magazine「未来の定番」をつくるために、パナソニックのリアルな姿を伝えるメディア
    「インターンではかなり年上の社員さんにお世話になりましたが、その方は年齢を重ねてもキラキラした目でチャレンジされていました。その姿を見て、自分の将来の理想像を描けるようになった気がします」と海老塚さん

    ――中村さんはトークセッションで、「現場を大切にする設計者になりたい」と話されていましたよね。

    中村そうですね。これもインターンの際に感じたことですが、設計者の先輩たちはみなさん現場とのつながりを重視し、顧客に寄り添うものづくりをされていました。その姿勢に感動し、入社前にして目標が定まったんです。

    中村さんの写真 | Make New Magazine「未来の定番」をつくるために、パナソニックのリアルな姿を伝えるメディア
    「品田社長がスピーチで『衆知を集める』という創業者の言葉を引用されていました。あれは、僕ら新入社員にこそ当てはまる言葉だと思います。個々の力はまだまだ及ばない僕らですが、三人寄れば文殊の知恵。同期と協力して衆知を集め、会社や社会に貢献していきたいです」と中村さん

    ――では、あらためて入社式を終えて社会人の一員、パナソニックの一員になった現在の心境や「これからの自分に期待していること」を教えてください。

    海老塚まずは心から嬉しいという気持ちです。また、品田社長がスピーチで「世界一をとりにいく」とおっしゃっていましたが、自分も学生時代から「世界で勝負したい」「一番になりたい」という思いを抱いていました。もちろん、まだまだ未熟で力不足ですが、心と技術を磨いて、全力で世界一を目指したい。いまはその期待でいっぱいですね。

    大森昨日まではあまり社会人になる実感が湧きませんでしたが、ここまで盛大な入社式を開催していただき、一気に「パナソニックの一員になったんだな」という気持ちがあふれてきました。私は技術職としての採用で今後は家電の開発に従事すると思いますが、立場や所得、住んでいる地域に関係なく、より多くの人の生活の質が向上するような技術開発に携わっていきたいと思っています。それを叶えることが、自分への期待ですね。

    中村あらためて、新社会人としてのステージに立った自覚を持てるような入社式でしたし、この初心をいつまでも忘れずにいたいです。もちろん不安もあります。私も技術職での採用なのですが、インターンで実務に関わった際、自分の知識不足やスキル不足を痛感しました。ただ、そこから入社に向けて自分なりに勉強もしてきましたので、これから現場での実践のなかで、どうにか食らいつきながらやっていけたらと思います。

    ――では、最後にパナソニックで具体的にやってみたいこと、叶えたいことを教えてください。

    大森私は大学で空気清浄の研究をしてきたのですが、同じ研究室にいるバングラデシュからの留学生に「母国は日本とは違い、空気や水の浄化インフラがまったく整っていない」という話を聞いたことがあります。整備したくても、経済的な理由や環境の問題から、技術の進展が難しいとも言っていました。そうした状況を少しでも変えられるような、これまでにない技術を開発したいと思っています。

    海老塚僕らの世代は生まれたときからずっと「日本は不景気」だと聞かされてきました。自分の国に対してどちらかというとネガティブなイメージを持つ同年代も多いなかで、パナソニックがこれからの日本の成長を引っ張っていくことができれば、そうした重苦しさを払拭し、憧れに変えていけるのかなと思います。僕は技術に対する知識がまだまだ不足しているのですが、これから仕事をしていくなかで自分ができることを探し、会社の成長に貢献していきたいです。

    中村私は、照明を開発する事業部に配属される予定です。学生時代に学んだ設計の知識を活かせる分野だと思いますし、そもそも照明が大好きなんです。住宅における照明はインテリアやエクステリアの要になるものだと思いますので、そこに対して自分の持つ技術と、これまでにない発想をかけ合わせて、みんなが驚くような照明をつくる。そんなチャレンジをしていきたいですね。

    新入社員たちが掲げる「Make New」

    トークセッションに参加した新入社員たちの写真 | Make New Magazine「未来の定番」をつくるために、パナソニックのリアルな姿を伝えるメディア

    すでに高い志を持つ新入社員の言葉は、パナソニックの、そして世界の明るい未来を予感させる。最後に、トークセッションに参加した代表者全員に、自身の「Make New」を表明してもらった。

    細川さんの吹き出しの写真 | Make New Magazine「未来の定番」をつくるために、パナソニックのリアルな姿を伝えるメディア
    細川

    Make Newは「Atmosphere」。直訳で「雰囲気」という意味です。私は空調設備に携わるので、多くの人に快適かつ、雰囲気までも明るくできるような空気を届けていきたいと思っています。そして、ゆくゆくは地球上のすべての大気をパナソニックがつくるくらいの勢いで、世界中の人へ届けていきたい。そんな願いを込めました。

    海老塚さんの吹き出しの写真 | Make New Magazine「未来の定番」をつくるために、パナソニックのリアルな姿を伝えるメディア
    海老塚

    僕のMake Newは「ビジョン」です。学生時代は野球に打ち込んでいましたが、ビジョンや目標、夢というものが自分の原動力になっていました。社会人になってからも、ビジョンを定めそれを仲間と共有することが、会社を大きく変えていく力になると思います。ですから、これからもこの言葉を大切にし、しっかりとビジョンを持ったうえでチャレンジしていきたいです。

    大森さんの吹き出しの写真 | Make New Magazine「未来の定番」をつくるために、パナソニックのリアルな姿を伝えるメディア
    大森

    私は「常識を変える」をMake Newに掲げました。常識を変える新しい技術を開発することで世界中のどの地域にも快適な環境を届け、生活の質の格差をなくしていきたいと思っています。

    石井さんの吹き出しの写真 | Make New Magazine「未来の定番」をつくるために、パナソニックのリアルな姿を伝えるメディア
    石井

    Make Newは「CONNECTION」です。今日出会った同期はもちろん、先輩や上司、取引先の方々、そしてお客さま。これからさまざまな人と繋がりを持つことで、自分の知らない世界がどんどん広がっていく。そんな期待を抱いています。

    若林さんの吹き出しの写真 | Make New Magazine「未来の定番」をつくるために、パナソニックのリアルな姿を伝えるメディア
    若林

    Make Newは「フレッシュ!!」です。私は高卒入社なので、新入社員のなかでは最も年齢が下です。この若さを武器に、失敗を恐れず元気に前向きに、フレッシュな気持ちで仕事に取り組んでいきたい。そんな思いを込め、この言葉を選びました。

    中村さんの吹き出しの写真 | Make New Magazine「未来の定番」をつくるために、パナソニックのリアルな姿を伝えるメディア
    中村

    Make Newは「Fun」です。照明一つとっても、まだまだできることはあるはず。たとえば造形美に工夫を凝らしたり、光に香りやほかの要素を融合させたり。照明を通じて日常に新たなFunを提供し、パナソニックの一つの目標であるウェルビーイングに貢献していけたらと思います。

    六車さんの吹き出しの写真 | Make New Magazine「未来の定番」をつくるために、パナソニックのリアルな姿を伝えるメディア
    六車

    Make Newは「成長」にしました。仕事をするうえでのスキル不足はあると思いますが、ブルーベルズというチームを支えてくれる会社や部署のみなさんの期待に答えられるよう、バレーボール選手としてだけでなく、いち社会人としても成長していきたいです。

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